倉敷南部には200m級の山が沢山あります。近所の山々は数年前に個別にほとんど登ったのですが、あまり続けて縦走したことが無かったので今回計画してみました。本来は2日間かけて八丈岩山まで縦走する予定でしたが、参加者の都合により約半分の工程の土曜日帰りに変更しました。桜満開の熊野神社から途中まで良く整備された参道を福岡神社経由で蟻峰山に先ず登りました。山行参加が約1ヶ月ぶりだったのでとても足が重く感じました。蟻峰山からタコラ山までの間は尾根伝いになりますが、沢山の枝尾根があってそれぞれに赤テープがあったりするので地形を見ながら確認しながら慎重に進む必要があります。今回特にタコラ山手前の道が消えかかっていて道とは判断できなかったので少し悩んでしまいました。タコラ山の山頂は木が生い茂ってほとんど展望無かったのですが、今回たどり着くと彦崎方面や金甲山を眺める事ができるほと伐採されていました。龍王山から千々ヶ峰の登り口までは展望無くのっぺりした尾根になるので現在地が特定しにくいです。千々ヶ峰からは明瞭な尾根になるので分かりやすいですが、落ち葉が沢山堆積していてラッセルをしている感覚を思い出してしまいました。千人岩から千々ヶ峰方面への展望はとても素晴らしく、桜の時期だったので沢山の山桜が咲き誇っている様子を味わう事が出来て疲れが少し癒されました。ここから常山までは毎回いやになる急登が待っています。何とか登り切り、いつ立ち入り禁止になるかわからない展望台に登って岡山平野を眺めました。思ったより時間がかかったのと、十分歩くのは満足したので、オプションで考えていた麦飯山を登るのは止めて車道歩きで深山公園に戻りました。常山の下りで左足の膝が痛くなったのでやはり運動不足だと実感しました。