11月3日の大山は過去に何回か登っていますが、当日はとても良い天気で、米子道から綺麗に見えた時は車の中で歓声が沸きました。予定通り7時半ごろ南光河原の駐車場に着きましたが既に満車で停められません。現地集合のKさんのキャンピングカーを見つけたので、我々の車は博労座の方へ停めに行きました。キャンピングカーの中を見せてもらったのですが、手作りで完成させたそうで、キッチンと就寝スペースもしっかりと作られていて、なんとホームコタツまで装備されていました。これなら何日でも旅ができるなと感心しました。5人で夏道から登り始めブナの紅葉を楽しみながらのんびりと高度を上げていきます。天気の良い連休初日なので登山者が多く活気があり、暑くも寒くも無く快適な山行でした。九合目でダイセンキャラボクの赤い実を食べ、約3時間で頂上に着いたのですが、今まで見た事が無いような人がいて驚きました。記念写真を撮ってもらい、なんとか座れるスペースを見つけ早めの昼食にしました。小屋の中もいっぱいだったので何百人もいたと思います。
天気は良かったけど時が経つにつれ下からガスが湧いてきてだんだんと周りの景色が見えなくなったのと風が冷たくなったので下山する事にしました。下りは石室経由で降りましたが八合目から六合の小屋まで登りも下りもすごい渋滞で時間がだいぶかかりました。行者道へ分岐してからは少し人が減ってきてスムーズに元谷まで下山し、帰り道、大神山神社と大山寺にお参りして開山1,300年記念の御朱印をいただきました。その後、参道を下り豪円湯院で温まって、とうふを買い帰路につきました。2月以来の登山でしたが何とか他のメンバーに迷惑を掛けずに終える事ができました。