東赤石山は四国屈指の岩場の難ルート。夏合宿に向けてのトレーニングを兼ねた山行計画でした。筏津から入山し、瀬場谷沿いに進みます。登りでは、尋常ではない程の汗をかきつつも歩みを進め、登山道は谷の源流までたどります。丸太橋を渡り、植林を抜け高度を上げ樹林を抜けると、八巻山が現れます。行く先に岩峰を望む登山道には、オトメシャジンやシモツケソウが咲いていました。稜線は岩歩きとなり山頂へ向け進みますが、昼頃より天侯は崩れました。乾いていた岩も雨に濡れて滑ります。ガスもかかり、ここからの進路は何度となく確認しながら進みました。岩の悪路の周回は歩いた時間以上に長く感じられましたが、無事下りの分岐までたどり筏津まで下山。登山口の紫陽花は雨にぬれ一層鮮やかでした。