泉ヶ山南面を源流とする中林川を遡行してきました。遡行開始5分後に現れた落差40mの中林一の滝が本日の核心部でした。ロープで確保して、下部を一段上がってから、左岸を巻く場面で約1時間を要しました。その後、同様の高さの迫力ある中林二の滝が現れますが、これも直登不能のため右岸を巻きました。その後倒木の多い植林帯を過ぎると、周りの天然林と相まって気持ちの良い遡行を楽しむことができました。上部の二股を右へ右へと詰め、最後の笹薮コギをこなすと、ドンピシャで泉ヶ山のピークに飛び出しました。前日までの酷暑が嘘のように、山頂では涼しい(というか肌寒く感じるくらいの)風が吹いており、秋の訪れを感じながら下山しました。午後より雨予報だったためか、山頂にも縦走路にも登山者の姿はありませんでしたが、幸い下山するまで雨には降られませんでした。