3/17(土) 応神山~加入道山

朝七時、酒津公園駐車場に集合。今日の参加者は、AL 、お久しぶりのHさん、私の三人。Hさんは変わらず精力的に山へ行かれているそうで喜ばしい。乗ってきたジムニーが車中泊仕様になっているとのことなので、中を見せてもらった。合板を車内の形に合わせてカットして、上にマットを敷いただけのシンプルな造り。Aさんが寝転がらせてもらったところ、「じゅうぶん寝られる」とのこと。ALの軽四に乗り合わせて出発。今日の天気予報は曇りのち雨、登っている間に降られないことを願う。
車を走らせること約40分、笠岡港に到着。まずは、朝ラーメンを食べる予定の「ラーメン屋 山ちゃん」を確認する。本当なら営業が始まっている時刻だが、店頭に張り紙があり、臨時休業となっていた。楽しみにしていたので残念・・・。気を取り直して、駐車場所である古城山公園へ向かう。古城山を登る細いグネグネ道を折り返しながら上る。道幅が狭いので、軽四に乗って来て良かった。上ること数分で公園に到着。野球が出来そうなくらい大きな土面の広場だった。曇り天気だったが、それでも笠岡の海がよく見えた。
身支度をして、八時少し前に出た。久しぶりの山行なので、脚を疲れさせないよう、脚を傷めないよう、地面をゆっくり踏みしめながら登った。一旦ふ笠岡平野の景色もとまで下りて、市内の道路を歩く。笠神社から山道へ入る。久しぶりの山歩きはやはり楽しい。途中、ルート案内の看板が有り、ALから本日歩くコースの説明を受ける。「笠神社ルート」で「応神山」へ行き、その後北側へ山を下り、登り返して「加入堂山」へ。加入堂山からは山の向こう側へ下る流れとのこと。
応神山山頂へ向かう途中、名所を経由した。「六畳岩」は高さ3メートルほどの岩で、側面を伝って上まで登った。景色上々。「八畳岩」はそこへ行くまでに幾つかの岩の上を渡っていく。渡し板があまり傷んでいなかったので、しっかり管理されているのだろう。景色上々。八時五十分、「応神山」山頂へ到着。防草シートを敷き詰めた広場、四等三角点(218.87m)あり。「数字が細かいので少し地震でもあったら変わりそう」と皆で笑いあった。小休止して出発。
さくら苑(旧三愛園)との分岐があり、左へ下る。今回で一番の急坂かもしれない。眼下に見えるのは高齢者の方の保養施設か。(のどかな場所にあることが多い、土地代が安いことも影響してる?)道路まで下りて、しばらく歩く。道路わきに石鎚神社の石柱があり、そこからまた山へ入る。
右手に石鎚神社笠岡遥拝所(ようはいじょ)の案内があり、さらに登る。ほどなく遥拝所へ到着。そこで初めて太い鎖が二本、垂らされているのに気が付いた。自分たちは、図らずも急なところ(鎖場)を迂回して登っていたらしい。お堂を通り越して山頂へ向かう。軽いやぶ漕ぎをして、九時四十五分に「加入堂山」山頂へ到着。四等三角点(206.83m)あり。展望が効かないこともあり、記念撮影だけして出発する。
北側へ下って、竹林の中を進む。枯れた葉が下に降り積もって足元がフカフカしている、歩いていて気持ちが良い。ここで問題が発生。道がいくつも分岐していて、進路が判りにくい。大事をとって引き返すこととなった。笠岡遥拝所まで戻り、せっかくなので今度は鎖を伝って降りた。道路まで下りた頃、雨がパラパラしてきた。車を停めた場所までしばらく時間が掛かるとのことなので、カッパを着た。実に数年ぶりの出番となった。もう街中ということで気楽に歩いていると駐車場へ着いた。久しぶりに体を動かして気持ちの良い一日となった。