この日は休もうと思えば休めるなと思っていたところ、ちょうど寒波で雪が降ったため、山スキーでは定番の深入山に行きました。昔は知る人の少ない山でしたが、元会員のWさんがネットで広めたりして有名になり、最近は遠方からも来る人がいます。今日はたまたまU山岳会の知り合いの人たちもいて、一緒に登りました。
いこいの村から頂上への尾根を登り、まずは頂上に着きます。樹林がないので頂上付近は風が強くて雪が飛ばされ、寒いです。シールをはがし、まずは南尾根を滑ります。雪はついていて滑れますが、藪をよけながらの滑りで、何回か石を踏みました。U山岳会の人は元会員のSさんと年末の大雪のときに来ていて、そのときは過去最高によかったそうで、今日はそのときには劣るようです。
レクリエーション施設のあるところまで滑ったあと頂上まで登り返します。平日にもかかわらず、物好きなスノーボードのパーティーが見えました。2本目は北東尾根とします。雪はついていそうです。ドロップすると、パウダーが吹き溜っていて、浮遊感を味わえました。深入山は日当たりがよく、すぐに雪が重くなって溶けてしまいます。降ったらすぐに行かないと充分に楽しめません。みんな狙っているので、すぐに荒らされます。今回はいいときを当てました。ほどなく林道に出て滑降終了となります。
林道歩きがまあまあ長く、登りもあって先頭を交代しながら歩きました。いこいの村の風呂ボイラーの所に出て終了です。山スキーはコンディションに左右され、外すとただの修行になりますが、今回はあたりでした。