約10年振りにこのエリアに足を運んだ。あの時は三嶺の登りでバテバテで、ザックも持ってもらった苦い思い出がある。今回は自分の力がどのくらいなのか見極めたい思いもあり、思わず参加表明。夜走りし、翌日見ノ越からまずは剣山へ。濃霧の為視界が非常に悪いのは残念だ。秀峰、次郎笈が見えてくる。丸石、高ノ瀬あたりで、いくぶん見通しが利いたかと思いきや、白髪非難小屋に着いたときには、三嶺はすっぽりガスの中の有り様。本日、ここで宿泊。それにしても今日は寒かった。自分は三嶺まで行きたい気もあったのだが、小屋でまったりする。夕方に近づくにつれ、小屋は一杯になる。気を効かしたリーダーは、テントを張って寝た様だ。(素晴らしい?)相当、寒かったそうだ。翌日、夜が白み始めると、三嶺が顔を見せてくれた。今日は絶好の天気で、三嶺に着いた頃には360度見渡す限り遠望でき、至福の時間を過ごす事ができた。 登山道を名頃に下る際には、登ってくる人の波。 名頃から見ノ越まで、タクシーであっという間の30分。 ラ・フォーレ剣山で入浴。高松市内のうどん馬鹿一代で、遅めの食事。いやぁ楽しかった。高ノ瀬から石立山など、この山域ではまだ行った事がないところがあり、興味が尽きない。