人形峠に現地集合させてもらう予定でしたが、立ち寄った院庄IC近くのコンビニでリーダー達とタイミングよく合流できました。人形峠から積雪があり、入山すると表面は固いものの、雪が詰まっておらず踏み抜くと深くまでもぐってしまう雪質で、帰りが思いやられます。途中、同じ等高線が湿地のような平地と尾根と谷を表すという複雑な地形がありました。標高８００ｍの等高線が尾根と谷に加え、湿地のような平地を１本で描いていて混乱しました。行程を通じて結構複雑な地形で、展望がなければ迷っていたと思います。かなり慎重に読図をしました。頂上直下の斜面はスキーによさそうでしたが、それまではアップダウンが多く、やや樹間が狭いところもあり、全体としてはスキー向きではないなと思いました。頂上付近に効率よく行けるルートがあれば楽しめそうでした。今回は、一番効率のよい４人パーティーで皆さん慣れているので行動が早くてスムーズだと感じました。雪が腐りきる前に下山することができました。帰りには、上斎原温泉このかに入って解散しました。リーダーが無雪期の記録を見ないとおっしゃっていた山でした。雪を利用して登山道のない山を登るのは春山の醍醐味だと思います。ただ、視界がなく、ラッセルで時間間隔を狂わせれば迷って敗退だっただろうなと思う山でした。