滝山には登ったことが無かったので、梅雨真っ只中、雨に降られるのも覚悟の上で参加させて頂きました。今回は兵庫県側(千種町)の板場見渓谷の林道から登りました。出発時は小雨でカッパを着て歩き始めましたが、樹林の中を歩くうち雨も上がり、カッパも必要なくなりました。山腹をトラバースして、平成之大馬鹿門のある稜線に着いて小休止、さらにもう一登りすると、後山山頂に到着しました。ちなみに後山とは「何の後ろなの・・・?」との疑問からネットで検索すると、修験の本山である奈良の大峰山を「前」として、西の大峰山との別名から後山と呼ばれるようになったとありました。真偽はともかく、とりあえず納得した次第です。さて後山に着いて一服していると、晴れ間も見え始め、夏の日差しを感じられるひと時でした。山頂で集合写真を撮って、後山を後にし、船木山、鍋ヶ谷山、駒の尾山とほぼノンストップで縦走しました。駒の尾山山頂に着いた途端、止んでいた雨が降り始めたのと、下山にも時間がかかるため、早々に下山にかかりました。下山は、縦走路を大海里峠まで下り、そこから鍋ヶ谷渓谷方面の車道まで下りました。車道に出ると雨も本降り、カッパを着込んで、延々2時間の車道歩きをこなして駐車場へ無事帰着。途中で見つけた桑の実の甘さが疲れた体に染み入りました。