年末の寒波/大雪と直近の大寒波と大雪で開催も危ぶまれた山行でしたが、無事山行も行うこととなり、雪たっぷりの毛無山のスノーハイクに参加しました。
この日は自宅出発時の車の温度計が-5℃と大変な冷えこみの中の山行になりました。毛無山ビジターセンターの駐車場あたりでも膝下あたりまでの積雪で、雪の舞う中、全員ワカン、スノーシューを最初から履いての出発です。念の為にビーコンも各自装着しました。
林道から夏道を登りました。登山口から5合目あたりまではトレースがありましたが、それも徐々に薄くなっていき、標高が800mを超えたあたりからはトレースがなくなりプチラッセルで急登を登って行きました。登りの時にはスノーシューは浮力もあり登攀力もあって頼りになりました。木々には樹氷がびっしりとついていてとてもきれいでした。
2時間ほどで9合目避難小屋に到着し、中で昼食休憩をとりました。その後山頂へ。フカフカの誰の足跡もない雪道を登るのはとても気持ちの良いものでした。
山頂付近の木々はミニモンスター状態になっていました。あいにく山頂からは雲がかかっていて大山は見ることは出来ませんでした。雲が晴れるのをしばらく待っていましたが、回復は望めそうもなく往路を下山しました。白馬山への周回も状況を見て行くプランもあったのですが、雪が深くトレースもないようなので山頂ピストンコースとなりました。
スノーシューでの急登の雪道下山は苦手です。すごく滑りやすいのです。私の技術がないこともありますが、やはりスノーシューは下り、特にトレースのある急坂はすべりやすいようです。今回も出来るだけトレースのない所を選んで下りましたが、途中からはそれも出来なくなりつぼ足で下山しました。下りはワカンがいいと改めて実感しました。
年初の雪山ハイクは短時間でしたが、雪たっぷりの楽しい山行になりました。