会友になって十数年になりますが、会の行事からはすっかり足が遠のき、会との接点は山の会だよりだけでした。愛媛での11年間の単身赴任が3月に終わり、生活が落ち着いてきたので、サッカー観戦以外にも何かやろうと思っていました。そんな折、山の会だよりを眺めていると、一度行ってみたいと思っていた下津井電鉄跡地のハイキング大会が企画されているではないですか。十数年ぶりの参加で躊躇しましたが、リーダーが旧知のAさんだったので、思い切って申込むことにしました。参加を快諾いただいた上に、古株の方にも参加を呼び掛けてくれるとのこと。ああ、申込んでよかった。 さて、当日朝に児島駅前に集まると、懐かしい面々が勢ぞろいで、まるで同窓会に参加したような感じでした。ああ、参加してよかった。「風の道」は、旧児島駅の駅舎、 途中の駅のホーム跡、趣のある軌道跡、ゴールの旧下津井駅の列車などノスタルジックな見所が満載で、まさに期待通りでした。また、旧琴海駅での心のこもったお菓子、フルーツ、飲み物の差し入れ。旧鷲羽山駅や鷲羽山に登る途中の展望台から見る瀬戸大橋や瀬戸内の景観は圧巻でした。このハイクに参加していなければ、倉敷市民でありながら、こんな素晴らしい景色を知ることがなかったかもしれません。新旧の会員の皆さんと楽しいひと時を過ごせ、人よし、コースよし、オモテナシよしの3拍子そろった充実したハイクでした。リーダーを始め、役員として大会を支えていただいた会員の皆さんに感謝いたします。また、機会があれば体力に合わせて山の会の行事に参加してみたいと思います。