11/8(日) 仙酔島(大弥山)

仙酔島は福山市を代表する観光名所です。私は福山市に住んでいたにもかかわらず、行ったことがありませんでした。来客か何かのときに行こうと思っているうちに引っ越してしまいました。住んでいるところの観光地は知らないものです。
私はこのところ、ほぼ毎週山行に参加しています。4~5月はコロナ自粛、6~8月は病気療養で体力が落ちました。雪山に向けてリカバリーしないといけません。忙しいからと山に行かなくとも結局だらだらしてしまいます。また、しばらく山に行かない日が続くと、だんだん面倒になっていきます。例年、秋は土日に休めないことが多いのですが、今年はオンラインになったことが多くて、時間の都合がつきやすくなりました。ここしばらくで、山に行かないといけない、山に行かないと何か悪いことをしているような感覚が戻ってきました。
しかし、広島県北の雪山事情は今年ピンチです。比婆山の東側の県民の森は休業しています。スキー場もオープンしないでしょう。比婆山の西側の休暇村吾妻山ロッジは11月15日で事実上の閉鎖で、今後は決まっていません。昨日、最後にと思って吾妻山に行って、休暇村の温泉に入りました。瑞穂ハイランドは破産し、売却が決まったとしても今シーズンの営業ができないことが確定したようです。道路も通れないとなると、入山も困難になります。
仙酔島の前日は、例会にオンラインで参加しました。その後準備して横になりますが、相変わらずあまり寝られず眠たいまま出発しました。広島県内とはいえ、鞆までは倉敷までと所要時間が変わりません。
スカイラインにはウォーキングの人がたくさんいました。駐車場や民家から結構距離があるのに、どうやって来ているのでしょうか。
鞆の浦の駐車場は30分100円で高いのでスカイラインの後山公園で合流しました。渡船のいろは丸はバイキングっぽい外見でした。仙酔島にいる人は釣りか観光の人で、山の人はいませんでした。昼頃にはキャンプの人が来ていました。
島内はコンクリートの道が整備されています。しかし、日当たりが悪いところは苔で滑ります。海岸沿いには地質を説明する看板がたくさんあり、9000万年前に噴火したようです。道はおおむね整備されていますが、小松浦から大弥山へ登る道は山道らしくなっていました。通行止め扱いみたいです。道沿いには植物や歴史の解説がたくさんありました。散策している人もちょくちょくいました。眺めの良い場所はあるのですが、ピークはあまり展望がよくありませんでした。
10時に国民宿舎に到着しました。11時30分まで各自で入浴や食事をしてゆっくりしました。渡船し、スカイラインの後山公園の展望台に登ってから解散しました。
途中、眠たくて1時間仮眠したものの、明るいうちに帰宅できました。そこで装備を干そうと窓を開けたら、カメムシを踏みつぶしてしまったのでした。