山行計画に、以前から再訪したいと思っていた三嶺が挙がっていて参加しました。宿泊した霧谷山荘は、滝の傍にある景色の良いところにあり、山荘はIさんが管理されていて、私達が泊まる上でとても良くして下さいました。Iさんが掛けた罠で捕まえた鹿を夕食にと、解体するところを見せていただいたのですが、血抜きは既にされており出血がほとんど無かった為か、意外と怖さを感じずに見ることができました。鹿肉はとても美味しくて、解体を見た為か、食べるということは本当にありがたいことだと感じました。それから、巻き割り、風呂焚きと普段できないことも体験できて楽しかったです。民族文化についての上映会もあり、これは岳連のYさんが主催する観賞会でした。内容は、宮崎県の山間部の祭り、アイヌの結婚式・家の建て方、(1970年前半の映像)というもので、子供の頃の何か懐かしさを感じるものでした。今後、他の映像も会を開いて上映していくそうです。翌日の山行は、まずは西熊山への急傾斜の尾根を登ったのですが、これが私にとってはしんどいしんどい・・・。ゼイゼイ息を切らせながら何とか登り西熊山の山頂到着。お天気は曇りで周囲はガスで覆われて、残念ながらこの日は展望に恵まれませんでした。でも三嶺への稜線の、霧の中の笹野原は雰囲気があって良かったです。下山道はガスもあり分かりにくかったのですが、リーダーのAさんがルートを見つけて下さり無事に下山できました。山の麓では紅葉が見え、登ると落ち葉を踏みしめ、緑の苔に覆われた地面、笹野原など、歩きながら様々な景色を見ることができました。2日間、本当に盛りだくさんでとても楽しかったです。今回も、私にとってはハードルの高い山行で、もっと体力を着けなくては、と思いました。リーダー、Iさん、Yさん、山荘で出会った方々、皆様ありがとうございました。