久し振りに例会山行に参加しました。森林公園を訪れるのは入会以来初めてで、子供の時にキャンプして以来です。
公園入口では遅咲きの山桜が一部残っており、あらためて倉敷よりも一足遅く山笑う時期を迎えていることを感じます。園内マップを参考に「たたら跡」や「六本杉」などを見物しながら県境稜線を目指しました。途中、Sさんがおもむろにネマガリダケ（すずのこ）を採取しはじめ、見学者の方も興味津々で、この時期ならではの醍醐味を楽しまれていました。
すずのこ平からはアップダウンを繰り返して県境に沿ったコースを西へ進み、千軒平に到着。園内一の展望が楽しめるこの場所で昼食タイムなのですが、私は車内に昼食を置き忘れてきてしまいました（泣）。
展望を満喫したら、園内最高峰のきたけ峰（１１０８ｍ）を目指します。天気は晴れで、下界は夏日予報でしたが、稜線は爽やかな風が吹き、樹林のおかげで終始快適に歩けました。きたけ峰で記念撮影の後、もみじ滝を経由して下山しました。下の方は「おたからこう湿原」、「まゆみ園地」などが整備されており、花のシーズンにも訪れたいと思いました。
県立公園だけあって、総じてコースの整備が行き届いており、春と秋には気持ちの良いハイキングが楽しめると思います。残念ながらコロナ感染急拡大を受けて、４日後の５月１３日から休園となってしまったのですが、当日も我々含め皆さんマスク着用で歩かれていました。マスクフリーで山の空気を思いきり吸いながら、山を歩ける日を待ち遠しく感じた一日でもありました。