8/19(日) 床鍋谷

床鍋谷は銅山川の支流で、四国の沢の中でも名渓として知られているそうです。快晴の当日は、絶好の沢登り日和になりそうで、期待に胸を膨らませて遡行を開始しました。入渓直後は緩やかに流れる沢も、地形図で見られるように両岸が深く切れ込み始めると、数々の滝を掛けるダイナミックな沢へと様相が変わります。水量次第では直登を楽しめそうな数mの滝も、巻く事が多かったのですが、かといって登れる小滝も多いので、退屈することなく歩く事ができました。1箇所だけ念のためロープを出しましたが、巻きを含めて特別悪い場所も無く(もちろんある程度の危険箇所はありますが)、何より大高巻きを強いられるような大滝が無いので、時間をロスする事無く、計画通り5時間強で権現越へと詰め上がる事ができました。下山も歩きやすい登山道を使うことができる今回のルート、明るい沢を比較的簡単に登れるので、例会山行の沢登りとしてはおすすめの沢だと思います(ちなみに当日は我々の他、2パーティに出会いました)。Sリーダーをはじめ皆さんお世話になりました。