4/2(土)・3(日) 大山振子沢・烏ヶ山カーラ谷(個人山行)

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F君から個人山行の連絡があり参加する事にしました。土曜の早朝に眠い目をこすりながら健康の森登山口へ向かいます。すでに道路には雪が無く普通に登山口まで行けます。登山口には藤井君の車と他のグループの車も数台停まっています。スキーやボードの人がほとんどです。
準備をして鳥越峠方向へと進みます。峠の手前から斜度が増してきます。峠より上部で雪の着いている所を狙って越えます。早朝なので足元の雪は固くスリップすると一気に下まで落ちて木に激突しそうなのでアイゼンを着けました。峠を越えて下りきると、新しい駒鳥小屋があります。1階は雪に埋まっていますが、2階の窓からは入れるようになっています。地獄谷への下りは雪が切れているので夏道を慎重に降ります。増水でかなりえぐられているのでこの道もいつまで使えるかわかりません。
地獄谷からは長い登りのスタートです。F君はスキーを履いてシールで登っていきます。私はアイゼンで着いていきますが、ダンゴが1歩ごとについて非常に歩きにくく徐々に離されていきました。足取りは重いですが、振子沢の広大な景色を眺めて気を紛らわせながらゆっくり登って行きます。途中でボードの人達が気持ち良さそうに横を滑っていきました。ようやく稜線までたどり着き、北壁やユートピアの景色を見る事が出来ました。
下りも同じルートを行きます。地獄谷まで下り鳥越峠の上部へと登り返し登山口まで長かった。
蒜山まで戻り快湯館で風呂に入り、地元のスーパーで買い出しをして道の駅に停めた車内にて小宴会の後に車中泊しました。
翌朝に鏡ヶ成へ移動します。林道を歩き新小屋峠から夏道よりにしばらく進んでから沢の方へと移動します。沢から再度尾根に取り付く予定でしたが、結局カーラ谷を詰める事になりました。F君はスキーで登っていましたが、シールの調子が悪く途中から背負う事になりました。途中まではトレースがあり、それを利用出来たので比較的楽に登る事ができました。
今日も天気が良く景色が良く見えます。しかし人は少ないです。一休みしてF君はスキーで私はアイゼンで下降開始。キャンプ場あたりに出て来ました。今日は昨日に比べると大分楽でした。
残雪期の大山も今期はこれが最後ですが、天気も良く楽しめました。