5/5(金) 用瀬アルプス

 GW終盤の子供の日、小6の息子に声をかけ、Aさんと3人で以前例会山行で出された時に参加できなかった用瀬アルプスに行ってきました。前回の山行記録を参考にしつつ、息子の体力を考慮して6年前にAさんが出された山行の逆ルート(洗足山~三角山)で計画しました。
因幡社駅から10分程車道を歩いて、洗足山登山口の看板のある登山道に入ります。いきなり杉林の中で迷い、Aさんの指摘で道標に従って尾根に上がると、そこからは一気の登りで洗足山を目指します。登りの途中では強風が吹き、急登の足にブレーキがかかりますが、一歩ずつ歩を進めて縦走路に出ました。進路を東から北に変えてしばらく行くと本日の最高点(743m)に到着。一応ここにも洗足山の看板はありますが、そこから5分程歩いた先が洗足山のピーク(736m)のようで、一等三角点があります。観光サイトからダウンロードしたマップのコースタイムはかなりゆっくりペースのようで、予定よりも30分以上早く到着できました。進行方向を望むと、次のおおなる山の急峻なピークが見えます。鬼ヶ乢への下りは予想通りの急下降で、所々ロープもあって、落ち葉で滑りやすい斜面を注意して進みます。物音がして後ろを振り返ると、息子が滑って危うく滑落寸前で止まっていました。久しぶりの山歩きが予想以上にハードだったようですが、その後もひるむ様子もなく歩いていました。鬼ヶ乢まで下った後は一転おおなる山に向かって登ります。こちらの登りの方が先程の下りよりも緩く、こちらからのルートの方が楽に歩けると思いました。鬼ヶ乢から一気に登り返して、おおなる山山頂(648m)に到着です。予定ではここで昼休憩を取るつもりでしたが、風が強く時間的にもまだ早い。山頂の看板を確認すると、この先に避難小屋があるみたいなので、そこまで行って昼休憩にしました。小屋は5年前にできたらしく、狭いながらもきれいです。大休止の後、再び鞍部に向かって急下降し、三角山に向かって登り返します。三角山のピーク直下からは直登ルートが無く、東側をトラバースして北側に回り込んでから、山頂に向かいます。山頂には御神体のごとく巨岩が点在し、その山容からも古く修験の山だったことがうかがえます。この三角山山頂には三角山神社本殿があったのですが、不運にも2022年1月に落雷により焼失してしまったそうで、今は神殿跡の柵と看板があるのみです。集合写真撮影の後は、三角山登山口に向かって下山します。三角山への登山道も複数ありますが、今回は最短の女人堂(当時女人禁制の山で、女性のために作られた堂)経由のコースを下りました。登山口から車をデポしていた用瀬支所に向かう途中で、私が道を間違え多少ロスして無事用瀬支所に到着しました。
最近は家庭の都合で週末山に行ける機会が激減したのですが、また機会があれば会の山行に家族と一緒に参加できればと思います。