12/18(日)加西アルプス

私にとって久しぶりのAリーダーの『〇〇アルプス』シリーズの参加で、前日から眠れないほど楽しみにしていました。市役所駐車でAリーダーの車に6名が乗り込み7時30分に出発。Sさんとは年齢も近く久しぶりで話も弾みました。予定通り9時頃に登山口駐車場に着くと現地集合のUさんがすでに来ていました。トイレを済ませ駐車場からしばらく車道を歩くと吊り橋のある登山口があり、少し登ると目の前に吊り橋とその前方に大きな岩肌に鎖が30m以上のS字状の登山跡が、そして右前方に進む尾根筋が姿を見せたとき、これは今までにみたアルプスの中でもチョト違うなと感じさせる様なときめきを感じた。このスタートした瞬間だけでも十分に満足したが、この後私にとって想定以上の景観が待っていた。3~40m登った尾根背筋に立つと、右尾根筋前方に加西市内が朝霧の中に浮かび上がり、縦走した前方に笠松山(244.4m)そして少し下り、その先には東屋あるピークが本当にアルプスを感じさせてくれた。この山域は木々の面積よりも岩肌が大きく露出する場所が多く、木々も背丈ほどの低木で大変見晴らしが良かった。このコースはこの時期つまり秋から冬なら最高だが、真夏にはきついねと思いは同じだった。笠松山・東屋の縦走路を堪能したら一旦下山となり車道に出た。これだけでも想定外ぐらいの感動であったが再び登山道に入り善坊山をめざした。しばらく登りが続くが登りも見晴らしが良く快適であった。最初の尾根筋に出ると左右大きく切り立つ岩場に出た。先ほど縦走した笠松山・東屋の縦走路が左後方に、その縦走路から右方向に目を移すと吊り橋が、そして加西市内が開けていた。Aリーダーからここで少し休憩と指示があり、みんな思い思いにカメラを手にシャッターを押していた。そこからしばらく進むと分岐に出て≪左≫吊り橋方面≪直進≫は善坊山城跡の指標があった。実は笠松山から善坊山を眺めたとき、この辺りの山は全て剣の様に鋭く尖っていたが、善坊山は頂上が平たく、きっと山城があったと想像していたので、ここで指標で城跡の文字を確認して嬉しかった。12時前に善坊山(251m)に登頂。そこには10数人の先客がいた。登山中にも何人もの登山者と出会ったり縦走している姿を確認した。登山者も多く人気の山だなと思った。頂上は伐採がされていて見晴らしもよかった。余談だが伐採していた人はチエンソウの扱いが上手でなかったのでプロではないな?と思った。下山も常に加西アルプスを堪能させてくれた。帰りの車の中で、今まで〇〇アルプスの登山に連れて行ってもらったが、加西アルプスは思った以上でつまり想定以上だったと答えた。また計画を出してくれたら是非参加したいですね。1度登ったらいい山と、何度も登って見たい山があるが、ここはまた登りたい山だね。以前から〇〇アルプスを一緒に登っていた人で今回参加できてない人の為にも!できればツツジの咲く3~4月ごろか?紅葉の11月ごろだともっといいねと!話しながら、姫路市内で温泉に入り汗を流して、無事市役所駐車場に帰ってきました。