1/16(日) 西赤石山

 日浦登山口に車を停めて出発。しばらく雪はありませんでしたが、銅山の遺構が出てくると雪が出て来ていつもと違った雪を被った遺構を見ながら進みます。ダイヤモンド水の所では水は凍る事無くジャンジャン出ています。バイオトイレは冬期使用出来ません。ここから固く踏み固まった雪が出て来ましたので滑らないように注意して歩きます。
稜線からは周囲の山々が見渡せましたが、雲が多く石鎚までは見えません。北側には新居浜市街と瀬戸内海が見えます。銅山越から山頂までは緩やかですが長く感じます。ニセピークを何個も越えてようやく山頂です。山頂で昼食を食べて下りは念のためチェーンスパイクを付けて下ります。
登りは銅山越まで最短コースを登りましたが、下りは旧馬車道を行ってみます。こちらの方が緩やかで整備されて歩き易いルートでした。そこからさらに分かれて左岸のルートを行きますが、今度は一転して急な道になり一瞬本当にここを下るのかと思った所もありました。そこから左岸に沿って進むと蘭塔場や大山積神社跡等今まで見ていない遺構を見る事が出来て満足でした。
帰りはおまけで色々まわりました。まずは街へ下る途中にある具定展望台に立ち寄ります。ここは日本夜景遺産・日本夜景100選の場所で整備された展望台で何度も通りましたが初めて立ち寄りました。昼間でも展望が良く四国中央市が眼下に広がります。
さらに今回を下道を使っているので観音寺の銭形砂絵を見に行きます。琴禅公園に車を停めて展望台まで登ります。次に降りて砂絵の間近に行ってみますが、近づくとやはり何なのか全然分かりません。砂浜からは海の向こうに傾きかけた日がいい感じになってきました。
そこから近くにある最近話題になっているらしい天空の鳥居を目指します。下宮までは車で入れますがそこからは歩きになります。私達以外に車は1台のみでした。意外と人気ないのかと思いきやそれもそのはず、その鳥居は標高400メートルの稲積山の山頂にありここからは標高差330メートルあり普通に登山です。これはヤバいと思いヘッドランプと飲み物は持って夕暮れ迫る中スタートしました。しばらくは九十九折の車道ですが、中宮の鳥居からは本格的な登山道になります。急いで登ってなんとか日暮れ前に到着しましたが、高屋神社の本宮には結構な人数の人がいます。調べていませんでしたが、ここまで車で登れるようになっていました。しかし登ってきた方が感動はひとしおに違いないと思いながら日暮れを待ちますが、太陽は雲の中で夕焼けは見られませんでしたが、空の色が変わっていき街灯が点きだし雰囲気が出てきました。下りはヘッドランプを点けて下りました。
さらに時間があれば父母ヶ浜にも寄りたかったのですが、完全に夜になったので諦めて帰ります。後半戦がかなり長くなりましたが、楽しかったです。