1/6(日) 大山(行者尾根)

年始一発目の山行は大山です。夏道は12月の雪上訓練で登っているので行者尾根を登る予定にしていました。ネットで積雪の状況を調べていましたが正月以降は目立った積雪な無いようで例年より雪は少なそうです。また、日曜の天気はイマイチで展望は望めそうにありません。
酒津に3人集合して出発。F君には南光河原で合流しました。7時過ぎの駐車場は天気が悪いからか空いていました。準備してさっそく出発します。雪が少ないとはいえ一応雪景色の大山寺参道を歩くと気分も盛り上がります。大神山神社を抜け元谷へと向かいます。
元谷はガスで視界不良です。行者ルートからのトレースがあるのでそれを借りて進みます。トレースを外すと膝まで埋まってしまいます。行ルートの手前でトレースは元谷避難小屋とに分かれています。行者尾根に行くにはトレースが無いので、ここでワカンを付けます。
堰堤を2つ越えた所で藪の薄そうな所を狙って尾根に取り付きます。ここでトレースを発見したのでしばらく借りたので少し楽でした。しかし尾根が急になってくると雪がかぶってトレースが消えているので本格的なラッセルになります。胸くらいの高さの雪を掻き落とし固めて一歩ずつ上がって行きます。これを4人交代で行います。雪がフワフワなのですぐに足場が崩れてしまい苦戦の連続です。参加者の男性3人はいずれも手袋にテムレスを使用しています。防水は完璧なのでラッセルで雪を掻いても全く染みてきません。しかし裾が短いのでそこから雪が入るのが難点です。
スタートから4時間程かかりようやく夏道に合流しました。ここから少し登ると六合目です。ここには数名の登山者がいてこれから上に行くようでした。しかし我々は、ここを今回の最終点としました。上に行っても天気が悪いのと私がアイゼンを忘れたのもあります。皆さんラッセルで結構疲れたのもあります。
夏道はよく踏まれていて固くなっています。予定では行者コースから北尾根を降りる予定でしたが、雪が少なく藪に苦戦しそうなのでやめて普通に下山します。山頂まで行かなかったので昼過ぎには下山できました。