12/12(日) 播磨アルプス

 播磨アルプス全山縦走の企画が上がり、まだ全山は登ったことがなかったのと年末山行に向けての体慣らしの為に参加しました。
鹿嶋神社を基点として時計回りに周回です。いくつも登山道はあるようですが、遠目からはどれも稜線までは大きなスラブ状の岩が連なり傾斜も急でスリルを味わえるように見えます。
1座目の別所奥山を目指して急なスラブを登ります。フリクションは良く効いてスリップすることはなさそうですが下りでは一度滑ると掴む所もほとんどなくなかなか止めることが難しそうでした。
別所奥山のピークには標識がありませんでした。この後のピークにも標識がない所が多くあり今何座目なのかはスマホで確認しながら歩きました。縦走なのでおなじみのアップダウンを繰り返して進みますが、やはりSさんの歩くペースは私には早く感じられ、なんとか遅れないように“はぁはぁ”と息を切らせながらついて行きました。播磨アルプスは低山ながら稜線には視線を遮る高い木がなくて眺望は素晴らしく、きついと感じた登りも景色をエネルギーにしながら頑張ることが出来ました。
約2時間で5座目の高御位山に到着しました。ここで昼食休憩。この山頂あたりは大きな切り立った岩が露出しておりロッククライミングで人気の場所のようです。この日もクライミングをされている人達がいました。
1時間ほど休憩の後、小高御位山を目指して長い急坂を下って行きます。9座目の旗振山まで行きそこから一旦ふもとの鹿島神社まで下ります。鹿島神社からは市街地を2kmほど歩き10座目の大平山を目指しました。一旦山を下ってからの登り返しは地味にキツかった。稜線を11座:大谷山、12座:地徳山とめぐりやっと鹿嶋神社まで帰ってきました。
12km、6時間ほどの山行でしたが、かなり足に疲れがきていました。低山でしたが景色も素晴らしく年末山行に向け良いトレーニングになりました。