計画を立てるときから雨の予報でしたが、それでもこの日でなければ見る事の出来ない絶景を見に行ってきました。当日は雨を覚悟していましたが、邑久自然教育の森キャンプ場に集合した時点ではまだ雨は降っていなくて雨具を装着することなく出発しました。キャンプ場の桜は散り始めていましたが、まだ花を残している木もあり少しばかりの花見を楽しむことが出来ました。山に入ってすぐに1mほどの青大将に遭遇し、あわてて写真を撮ろうとしましたが逃げられてしまい撮る事が出来ませんでした。今日は佐伯さんと2人だけなのでダンガメ山まで疲れを感じる間もなく到着しました。ダンガメ山の桜は完全に散っていて、雨も少し降ってきました。普段はここでゆっくり休憩を取るところですが、雨も降り始め今日の目的地は躑躅の小道なので少し休憩を取り出発しました。長谷山では手のひら程の松ぼっくりが沢山落ちていて、中には艶のある明るい茶色をした美しいものもありました。これは北米原産のテーダマツで日本のアカマツやクロマツとの大きな違いは大きさもそうですが松葉が三針葉であることで日本産には見られない特徴となっています。おくの細道アルプスには気根の生えるラクウショウ(落羽松)もあり見所の多い里山です。長谷山を過ぎたところで雨の量も増えてきて傘をさして歩きました。去年は無かった展望所やベンチも増えています。この周辺はキャンプ場が出来たときに整備された登山道で地元の有志の方たちが整備をしています。いよいよ躑躅の小道に到着ですが、ベストタイミングでした!登山道沿いにツツジが咲き乱れピンク色に包まれたメルヘンの世界が100mほど続きます。おじさん2人で歩くには似つかわしくない光景ですが、数年ぶりに見る事が出来たこの景色に感動しました。砥石城跡で本格的に雨が降り出したので下山してキャンプ場の屋根のあるところで昼食にしました。来年は晴れるといいな。
以下、S記
おくの細道アルプス参加しました。桜は終わっていましたが、ツツジが綺麗でした。砥石城跡はこの山域でもお気に入りでノンビリしたくなる場所です。東屋とかあれば最高なのですが。早く終わったので帰り方向で何か所か散策しました。まずはブルーライン沿いにはしり「いこいの村」に向かいました。「いこいの村」は休業中ですが、桜は結構綺麗でした。ちょっと上には大平山があり整備されているようなのでいってみました。ガスで景色は見えませんでした。そこから近くの「瀬戸内市民の森」というのに寄ってみましたが、ちょっと荒れ気味で対して見る所は無さそうでした。次にブルーラインにもどり「道の駅 一本松展望園」に寄り鉄道公園から景色を眺めてから帰りました。
コースタイム
8:50 キャンプ場 ⇒ 9:15 長谷峠 ⇒ 9:30 ダンガメ山 ⇒ 10:15 長谷山 ⇒ 10:30 躑躅の小道 ⇒ 11:00 砥石城跡 ⇒ 11:25 キャンプ場