東赤石山,西赤石山、それぞれの山には登ったことがあるものの、縦走は今回が初めてでした。暑さが心配でしたが、念願の縦走という事で参加しました。当日は、やはり出発時から暑く、時々現れる川の流れに救われる思いでした。参加者の皆さんは、そのような暑さも関係なくさくさく軽快な足取りです。私はと言えば、途中からどうしても足が重く、息が上がる状態でどうしても歩行が遅れがちになってしまいました。焦る私に、リーダーから「自分のペースでいいよ。」と声をかけていただき「ホッ」としました。どうにか東赤石山直下の急登も登り切り、山頂で昼食をとりました。先ほどまでの樹林帯では、木々の間から夏の日差しが差し込んでいたのですが、山頂では薄曇りで一息つくことができました。その後、縦走路を八巻山に向かいました。八巻山の岩稜帯は、私が思っていたよりも長く険しいものでした。久しぶりの岩山は緊張感があるものの北アルプスを彷彿とさせて、本当に楽しく通過できました。岩稜帯を過ぎると長い縦走路です。虻に刺されながら西赤石山の山頂に着いた時は、本当にうれしく感じました。そして銅山越を目指して下山。その道のりも、ずいぶん長く感じられました。以前にも歩いた道が、コンディション次第でこんなにも感じ方がちがうのかと思いながら、やっと銅山越に到着。その後は歓喜坑やダイヤモンド水を巡りながら日浦登山口へ。自分では、少しずつ暑さに体を慣らし、山歩きも再開して体力面も調整してきていたつもりでしたが、皆さんにはご迷惑をかけてしまいました。念願の縦走路を踏破することは出来ましたが、再度自分のコンディション作りをしていきたいと思います。