9/6(日) 琴平山

岡山に住んでいながら近いようで遠かった“こんぴらさん”。ずいぶん昔、たぶん半世紀?近く前に登ったような記憶があるのですが、全く覚えていません。どんな所だったかを楽しみに山行に参加しました。9月に入って台風9号、10号と連続して日本列島西部を襲い、この日は10号の影響で山行が中止になるかもと言う状況でした。幸いなことにまだ台風の影響を受けるには少し時間がありそうということで山行決行となりました。
今回は縦走なので車を善通寺駅近くにデポして、電車で琴平駅まで移して登山開始となります。善通寺駅に行く前に善通寺にお参りしました。善通寺のたたずまい、建築物がこんなに立派だとは知りませんでした。帰って調べてみると、和歌山県の高野山、京都府の東寺と共に弘法大師三大霊場に数えられるとのこと。納得です。その後さぬきうどんで腹ごしらえをして琴平駅まで移動しました。琴平駅を降りて正面に台形の山が見えました。今日縦走する琴平山~大麻山(おおさやま)です。石段で有名な参道を登って行きます。参道両側にはお店が立ち並び、なかなかいい風情です。石段は結構な勾配になっています。758段(数えてはいません)を登り金毘羅宮ご本殿まで到着です。ここからさらに583段を登って奥社に行く予定でしたが、なんと先日の台風9号により参道に倒木があり通行不可とのこと。どうする?と悩みましたが、神主さんにお話を聞いたり、スマホの地図アプリで確認したりして巻道から奥社まで行くことが出来ました。このルートは最初、舗装道ですが途中の登山道は山腹にある為か道が平坦ではなく山裾側に傾斜していて気を抜くとすべり落ちそうでなかなか歩きにくかったです。途中で参道に合流して奥社に到着です。奥社からはまた歩きにくい登山道で稜線まで登ります。稜線の合流地点の龍王社からは広い道となり両脇に桜の木があり春には花見が楽しめそうでした。象頭山(ぞうずやま)から琴平山を目指しましたが途中からは下草が高く生い茂っていてプチ藪漕ぎ状態に。琴平山の山頂がどこにあるかわかりにくく付近を少し探しましたが無事小さい看板を見つけて本日のミッションを達成しました。折り返し大麻山まで遊歩道をすすんで下山しました。大麻山からは激下りで、すべってしまうとどこまでも転がりそうで慎重に歩きました。低山(琴平山:524m、大麻山:616m)と思い舐めていましたが、なかなかのお山でした。やっぱり四国ですね!締にもやはりさぬきうどんを食べて大満足でした。温泉をでたら雨がポツポツ、瀬戸大橋は強風で二輪車通行止め、酒津公園についたら大雨でしたがなんとか台風の影響前に帰ってくることが出来ました。この山行を企画していただき感謝です。印象深いハイクのひとつになりました。