愛媛の旧会員のSさんからお誘いがあり、久しぶりに雪がしっかりのっているので面河尾根に行く事になりました。26日朝にSさん宅に立ち寄りSさんの車で面河に向かいました。しかし到着後、準備しようとしてピッケル・ストックを車に忘れている事に気付き、取りに帰り時間をロスしてしまいました。せっかく取りに帰ったのにさらに合羽も忘れている事に後で気付き合羽は無しで登る事にしてスタートから散々で迷惑をかけてしまいました。
さらに久しぶりの宿泊装備で足取りが重く遅々として進みません。天気は最高で石鎚が見えてくると元気が出て来ます。しかし雪が出て来ると今度は踏み抜きに苦労します。ワカンをつけてさらに登ります。面河の頭まで行きたいところですが、かなり疲れていたのでこのまま愛大小屋へ向かいます。夏道はトラバース道ですが、雪で埋まって使えないので尾根づたいに小屋の真上に降ります。標高を見て下りすぎないように注意します。小屋が見えると嬉しかったです。
愛大小屋は設備充実の小屋です。夜は薪ストーブに火を入れて暖をとりながら酒を飲み、Sさんが準備してくれた夕食を食べて快適に過ごしました。
翌日は曇りで景色ま見えそうにありません。小屋から尾根に登り返していくと徐々にガスが薄くなってきて昨日同様に素晴らしい展望に恵まれました。下りも長いので軽くなったとはいえ泊まり装備に久しぶりに足にきました。かなり弱っています。疲れましたが久しぶりの避難小屋泊で充実した山時間を過ごせました。