7/18(日) 三嶺

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コロナでなかなか県外に行けなかったので、久しぶりの四国、久しぶりの三嶺です。一週間前では天気良さそうでしたが、最終的には雨予報。しかし剣山系はギリギリ雨雲を避けられるのではとの淡い期待を持って出発しましたが、結果四国は梅雨明け直前の大雨でした。
最近祖谷方面に行くには、小島峠を通る曲がりくねった道ですが最短ルートを使っていましたが、今回は国道32号からかずら橋を経由するちょっと距離の長いルートを使いましたが、それ程混んでもなく運転しやすい道なので、こちらも良いかなと思いました。名頃の登山口に着くと天気が悪いものの車が何台かありました。雨は多少降っていたので合羽を着てのスタートとなりました。
名頃の登山口のスタート地点は上部が工事中なので迂回路からのスタートになります。名頃から三嶺へのルートは平尾谷が大雨で崩れたので、随分前に尾根ルートがメインになっています。尾根ルートは下草もなく広い尾根では迷いそうになる所もありますが、尾根を上へ上へと登ります。林道を横切ってさらに登るとダケモミの丘ですが、この付近は鹿の食害から木を守る為に広範囲にネットで囲んでいて、それに沿って進みます。休憩も少な目にたんたんと登り周囲が笹原へと変わっていきます。ここまで雨も大した事無く、むしろ暑すぎない程で良かったくらいです。
稜線へ出るとまずは小屋へと向かいます。ここで雨をしのぎながら昼食にします。相変わらず中は綺麗に維持管理されています。しかしノンビリ昼食を食べている間に外は暴風雨に切り替わりました。しばらく小屋内で小降りになるのを待っていましたが、そうはなりそうにないので、とりあえず山頂を踏んでから下山する事にしました。計画では三嶺から白髪避難小屋まで進み、まだ通った事が無い四ツ小屋谷へ下りるルートを行く予定でしたが、この天気なので断念しました。
三嶺の山頂に向かうとコメツツジの群落があり、花の最盛期は過ぎていましたが、残った花が目を楽しませてくれました。山頂は吹きさらしですごいかと思いきや意外と穏やかでした。写真を撮って下山します。途中で再び雨が激しくなってきてびちゃびちゃで駐車場に戻りました。三嶺はこれまで何度も登りましたが、いつも天気が良かった記憶なのですが、今回は奇跡は起きず雨、それも激しい雨でした。四ツ小屋谷へのルートは次回へと持ち越しです。また、今後はゆっくり霧谷山荘で過ごしてもみたいです。