9/13(日) 甲ヶ山

なじみの大山でも初めてのルートでした。会でも計画していたものの実行していなかったそうで、リーダーのUさんも初めてということでした。今年度はコロナ自粛と自分の病気により、先週のうどん山行が初の山になりました。体力が落ちていて厳しいのではないか、天気悪いから中止かルート変更かと思っていたのですが上田さんやる気の様子。出発前も特に変更の連絡はありませんでした。早めに到着すると川床はまだ車はなく、メンバーが揃ってすぐに1台来ましたが、登る人ではなさそうでした。滑りやすい、落石が起こりやすい、ヤブで長袖必須とネットにありました。雨模様なので、沢靴、沢用防寒着の古いカッパ、ヘルメット、スリングとカラビナ3つずつを用意しました。ずっと小雨が降ったりやんだりで、地面は濡れており、岩が滑りやすかったです。次回は上記装備と補助ロープ、あと手を使うことが多いので、人によっては手袋があった方がよいかもしれないです。川床からは下りのスタートで、下山時には登り返しかと出鼻をくじかれました。下山時に通ってみるとそんなに大した登りでなく、あっさり下山できました。甲川あたりは地図にない登山道がたくさんあって迷います。予定していたよりも早く大休峠への登山道を離れました。このあたりに詳しそうなおじさんから、甲ヶ山ならそっちで合っていると言われました。次回は香取からの方が、川床からより近いかもしれません。甲川から稜線への登りは、まさに沢のツメでした。沢床の岩が苔むしていたりして滑ります。浮石がたまっています。だんだん沢は急でつるつるになり、皆が直登を避けるのでしょう、左側に巻き道が付けられています。稜線もけっこう木の枝がかぶっていて手を使います。ゴジラの背は見た目は迫力があるのですが、取り付くとしっかりしたホールドや巻き道があります。甲ヶ山からの下りは難しいです。岩が濡れて滑りやすいから余計にです。逆層のいやらしいトラバースがあり、沢靴の自分は残置ロープで通過できたので、お助けひもを出しました。持って来ておいてよかったです。大休峠から川床への下りは長く感じます。ぬかるんでいたりして靴は濡れ、滑ります。沢靴おすすめ。
8時間行動でした。自分は6時間を超えるとそれなりにしっかりした山行だなと思います。5ヵ月のブランクがあったのですが、それなりに技術、体力が必要な山行を問題なくできて一安心しました。皆さんは温泉に入ってから帰るそうなのですが、自分は次の日が早いし、帰りの運転の眠気が心配なので、身体を拭くだけで帰りました。よく知っているつもりの山でも、まだまだ知らないところは多いと感じました。